光が注ぐコートハウス
木造在来金物工法/IK工法を採用し、ルーフテラスを床面積の発生しない3階とし、法的に2階建ての扱いとすることで、約37帖、天井高3.6m~4.5mのつなぎ梁、火打ち梁のない大空間を実現しています。外観は黒と白を基調としたモノリシックなデザイン。道路に対して大きな開口を設けず周囲に閉じた印象とし、対照的に玄関を入るとライトコートからの明るい自然光がふりそそぐ開放的な空間が広がります。コートハウス形式とすることで、雑多な下町の環境から隔離しつつ、静かで落ち着いた環境をつくりだしました。
ライトコートを取り囲むようにビルトインガレージ、書斎、LD、キッズリビング、テラスを配置し、ライトコート越しに家中が見渡せるような計画としています。
施主様要望の非日常空間として、ルーフテラスにはジャグジーバスを設け、ジャグジーに浸かりながら、下町のシンボルであるスカイツリーを正面に見ることができます。
Data
- 竣工年月
- 2017年4月
- 建築地
- 東京都墨田区
- 延床面積
- 290.16㎡
- 階数
- 2階建
- 工法
- 木造在来金物工法